☆得るは捨つるにあり☆

もし手がけていなかったとして、今日これからこの製品、市場、流通チャネル、技術を手がけるかどうかを問わなければならない。

もし答えがノーであれば、ほかのものを検討するのではなく、その製品、市場、流通チャネル、スタッフ活動に資源を浪費するのをやめるにはいかにすべきかを問わなければならない。

既存のものの廃棄が答えでないこともある。廃棄が不可能なこともある。

しかしそのようなときでも、少なくともそれ以上の労力はかけないようにしなければならない。

人材と資金という生産資源を、すでに過去となってしまったものに投じてはならない。
(ドラッカー先生)

成果のあがらないものに資源を投入してはいけない、とドラッカー先生はおっしゃいます。

売れない商品、買ってくれないお客さん、お客さんに届かない売り方、古くさくなった技術。

今後も扱いを続けていくか、よく考えること。

止めると決めたら人・もの・資金・時間を投入しない、資源を浪費するのをストップしなくてはいけません。

これまで投資してきた時間・資金を考えると「廃棄」にたいして二の足を踏むのは人情です。

ですが成果のあがらないものに経営資源を投入するのは、ムダ!(笑)

わたしの場合、昨年の夏にある経営戦略の勉強を中止しました。

3年あまりの時間と資金を大量に投入したため、それこそ迷いに迷いました。

そして自分に質問したのです。
「これまでこの勉強をしていなかったと仮定して、これからこの勉強をはじめるか?」
答えはノーでした。

それまでの3年、遠くまで勉強しに行ったり、毎週講習会に行ったり、その経営戦略の勉強会を開催したりしましたが、わたしは成果をあげることができませんでした。

わたしだけが力不足だったのかもしれません。

付き合いもあったので、何人かの人と疎遠になりました。残念です。

ですが、今では止めて良かったと思います。

あのまま続けていたら今頃、納得できないまま150万の教材を買っていたかもしれません。
(それまでも相当な金額を使っていましたが・・・)

人には合う、あわないがあると思います。
数学だけでは割り切れない何かがある。

自分にとって成果があがらなくなったら、おもいきって切り捨てる。

得るは捨つるにあり。なにかを捨てなければ、大事なものを得ることなどできない。

定期的に商品、市場、売り方などを振り返ることは大切だと思います。

おおもと経営オフィス

わたしは札幌で経営者様に「失敗しない経営をお伝えし、事業の永続的発展をお手伝い」しているコンサルです。 社長さんと社員さんがニコニコ笑って仕事ができる一助になりたい、それが私の思いです。 「気軽に相談できる相手がいない若手経営者にオススメです」と言われます。 講習会の講師、社員研修、ビジネスコーチング(経営相談)のお仕事をしています。